2013年08月02日

中国地方だいたい一周の旅【3日目】

 この日の朝は車内で迎えるはずでした。ところが途中、いろいろ調べたところによると、この日最初の目的地の近くに、よさそうな温浴施設があることがわかり、そこの休憩所で横になって休むことができました。呉駅からすぐの大和温泉物語、なかなかオススメです。ただし、なぜ大和温泉なのか、まさか大和ミュージアムが近いからって、それだけの理由!?

 そんなわけで、朝イチで大和ミュージアムへ。その前に、入館しませんでしたが、てつのくじら館に展示されている潜水艦あきしおの前で1枚。
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 大和ミュージアムに入ると、10分の1サイズの戦艦大和がどーんとおでむかえ。たくさんの人が写真を撮ったり、じっと見つめたり、なかなか賑わっていました。
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 現代においては、こういうものを展示するにあたり、切り口に気を遣うってのもあるんでしょうねぇ。戦艦大和を造るための当時の最新テクノロジーが、どう科学技術の発展に貢献したのか?という視点からの展示で構成されています。あと、戦争の模様を後世に伝えるって部分も忘れてはいけないところ。

 真珠湾攻撃で航空機の優位性を示しておきながら、時代遅れの大艦巨砲主義にこだわった悲運の戦艦というのが、一般的な戦艦大和への見方のような気がします。それをふまえて、へぇ〜って感じだったのが、戦争を起こさせないために、「うちはこんなすごい戦艦を持ってるんだぞ!」というアピールのために、建造したという視点。ある意味、すごい兵器を持ってるんだけど実際には使えないというか、抑止力のために持つという感覚が、冷戦時の核兵器みたいで興味深い視点でした。実際のところ、大和にとって真価を発揮できた実戦ってのは、なかったわけだし。

 零戦も展示されていましたが、近くにはこういうものもありました。
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 太平洋戦争末期、回天という特攻兵器が実際に使われました。まぁ、ひとことで言っちゃうと人間魚雷ですな。回天については「出口のない海」という小説や映画にもなっていますが、映画の主題歌が竹内まりやで。山下達郎のラジオでこの曲を最初にかけた時、正気の沙汰ではないという表現を使っていた記憶がありますが、まさにそうだと。で、その回天に乗ることになった兵士の、録音された言葉が聞けると。

 個人的にはこういうものへの耐性が低いというか、簡単に涙腺のリミッターが振り切られるタイプなので、聞きたいけど聞けるものじゃないよなぁ。かといって、途中でこの場を去るのも海軍大尉塚本太郎氏に失礼だし。と思っていたら、高そうなカメラを持って熱心に写真を取っていた、かっこいい感じのおねぇさんがスイッチを押しちゃった!!! ・・・ノイズが多くて音声が鮮明ではないので、涙腺を刺激するほどのものではなかったのですが、まじめに聞いたらものすごく資料価値の高いものだと思います。「もっと、もっと、いつまでもみんなと一緒に楽しく暮らしたいんだ」といった表現が2回出てきますが、文字だったらきっと検閲に引っかかっていたと思うので。

 午前中は大和ミュージアムを見学し、午後はとある目的のために移動。これについてはそのうち別項で書きます。で、とある目的を終えて、電車で広島市内へ。こういうのを見ると、カープって愛されてると思うなぁ。そうそう、電車を待つ間に、セノハチで仕事を終えたEF67が、単機で広島方面へ走って行くのも何度も見ました。
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 広島駅から市電に乗って、さらに少し歩いて、薬研堀の八昌へ。いろいろ調べたところ、ここはかなりの銘店らしいと聞いたのでね。60分1万円〜とかの、気持よくしてくれそうなお店が並ぶエリアを突き抜けてお店に到着しました。大行列も覚悟と聞いていたのですが、金曜の16時台後半だからでしょうか。あっさりと入店できました。それでもカウンターはほぼ満席でした。
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 焼けるまでに2〜30分かかるとのことで、気長に周囲を観察しながら待つことにします。しかしこの店は、きっといい店だと思う。理由は、まず地元民が多い。何枚も持ち帰る人だっていました。ものすごい量のキャベツなどをゆっくりと焼くところと、そばを茹でてカリカリに炒めたり、仕上げをしたりするところに分かれています。入店するなり煮込みとビールを頼む人が複数いて、こういう待ち方もいいんだろうって思ったけれど、食事とおみやげ購入を終えたらプレで広島を発つのでそれはぐっとがまん。
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 いや〜、こういうお好み焼きもあるんだと感心しました。カリカリで、でもキャベツの甘味もあって。感動的にうまい。広島駅前でさと所望の生もみじなどを買い、コインランドリーで洗濯もして、国道2号線をひたすらに東へ向かったのでした。
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2013年08月01日

中国地方だいたい一周の旅【2日目】

 温泉津の朝は、宿からすぐそこ、窓から見えていた薬師湯で始まりました。泉質、建物ともになかなかいいところで、温泉成分がカラダにしみこむ感じでとってもよかったです。この日1日、温泉のにおいがカラダから発せられていたくらいです。宿に戻って朝食。

 ちなみに温泉津の温泉街はとっても道が狭いです。すれ違い困難な場所もあります。クルマを降りて町歩きを楽しむなら、とってもいいところで、古くからの風情あふれる町並みが残っています。少し歩けば、銀の積出港だったところも見られるそうです。が、時間がないのでそれはまたの機会にすることにしました。少しくらい心残りがあったほうが、また来ようって思うからいいんです。


 さて、前の日に予定されていながら行けなかった、石見銀山を目指すことにしました。ところが朝からの大雨で、通り道が冠水しているらしい。通れるかはわからないけれどと抜け道を教えてもらったものの、そこに行くまでの国道9号線が大渋滞。ちっとも進まない。そういえば温泉津駅で、ありえない時間にキハ187系が停まっていたけれど、あれも大雨で足止めを食らっていたみたい。

 進んだと思ったら、「ここで停まると水没する!?」って感じの、道路が川になっているような道を渡りました。
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 さらに、土砂が流出して道を塞いでいたところの後片付け現場のようなところを通過し、出発時にフロントで聞いた冠水箇所を過ぎ、いよいよこれを真っ直ぐ進めば石見銀山!というところで、警察車両と停まった観光バスなど数台のクルマ。向こうからはどう見ても地元民っぽいおっちゃんが、×サインを出しながら歩道を歩いています。聞くとどんどん川が増水してきている、クルマは渡れないということで、無念の撤退となりました。

 津和野まではかなり長いので、道の駅を巡りながら向かうことにしました。道の駅ゆうひパーク浜田で見つけたこんなもの。
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 「島根か鳥取かわからないけど・・・」って自虐的センスが受ける。まぁ、島根と鳥取は、仲悪そうじゃないからいいのか。「千葉か茨城かわからないけど・・・」っておみやげを売り出したら、相当モメるに違いない(笑)。

 島根県の大きさを感じるように国道9号線を走り、ようやく津和野に到着。津和野はよく広島や山口県の観光コースに含まれることが多いですが、島根県ですから。ところが時刻表を調べて、せめて乗れなくてもやまぐち号を見ようと思って津和野駅に来たんだけど・・・。あまりに活気がなさ過ぎ、キオスクのおばちゃんもヒマそう。掲示をよく見ると、橋が流されちゃって列車が来ないんだと(泣)。ニュースで連日津和野の大雨の模様が流れていたからか、そもそも交通手段がないせいか町もほとんど誰もいませんでした。観光方面での被害は見る限り、ほとんどなかったんですが。
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 しょうがないのでってわけでもないけど、駅前の安野光雅美術館へ。美術方面には疎いのですが、この人の絵は落ち着くねぇ。小学校の先生をされていたらしく、絵に添えられた短編のような解説文がまたいい。いちいちすべてを読んでいると時間がないので、心に留まったところだけでしたがそれでもいい。なぜかプラネタリウムがあって、こういうのは好きなので入ってみましたが貸切状態。気持ちよくなりすぎて、プログラムの内容がワープしているように見えたり(笑)。
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 観光客のよく通るメインストリートにある、津和野町役場。現役の庁舎として機能しており、この日も職員が働いているのが見えました。この建物は、ずっと現役庁舎として残ってほしいなぁ。
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 そしてうちで10年近く前から愛飲されている、ざら茶を売るお店上領茶舗へ。新婚旅行で訪れた宿で出されたお茶がうまくて、どこのお茶かを聞き出して買いに行って以来のおつきあい。年に2〜3回ほどここに電話して注文をかけているのですが、なんと名前を覚えてくれていました。なおざら茶は豆系の植物のお茶なのですが、道の駅などを観察するとどうも同じ植物っぽいけど、豆茶として売られているものも多くあります。
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 最後におまけ。こういうのが残っているのも、またいいですね。
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posted by てつりん at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする