2008年08月08日

立て続けに本の話を

 「うちの会社で買おうと思うんだけど・・・」という感じで置いてあった本を、おもしろそうだと手に取ったわたし。「これはおもしろい!」と大絶賛したら、他の人も読み始めて「確かにこれはうちの会社で買うべきだ!」という話に。結局、それぞれ300人前後の顧客を抱える3つの事業部にそれぞれ1冊、うちの部署でも何冊買ったんだろう。図書館でも購入してそれでも飽きたらず、わたしは自宅用に1冊買いました。



 何がいいって、社会に出て酸いも甘いもちょっとはわかったような大人なら当然のように知っていることだけど、中高生くらいだったらまず知らないだろうという、いわば大人の世界の話が赤裸々に、わかりやすく書いてあるところ。一時期有名になって、今じゃどこの図書館にもあるとかいう「13歳のハローワーク」を読んだなら、次に買うのはこれだな。きれいごとにまみれていないだけ、リアルだと思う。

 例えば。国際とか環境とか情報とか、耳馴染みのよい名前の学部ってどうなのよとか。人が集まらないから、耳馴染みのよい名前にして、学生を集めようって魂胆が見え見えなんだと。それってわたしの母校は完璧にやばいし、事実終わっているとかいう噂も(爆)。むしろある程度の外語系大学などで、語学をきっちりやった方が国際方面には強いだろうし、外国人の少ない地方で国際を掲げても苦しい。真新しすぎて卒業生が存在せず、どういう方面への就職があるのかどうか怪しいところもよくないとか。わたしの母校は完璧やばいじゃないか(爆)。最新設備をアピールする大学で情報を学んでも、それが卒業する頃には陳腐化した技術であることも十分に予想されるだろう。そういう状況で「大学ではこういうこと(実はすでに陳腐化した技術)を学んできました!」と就職面接でアピールしても寒いだけ。そういえば情報系でバリバリ(?)働くさとは、一見関係なさそうな理学部出身。

 最近だと進路をまじめに考えた結果、進学先から素直に就職先を考えたりする。抽象的すぎて何をするかわからない工学部とかじゃなくて、工学部でも具体的に見える建築学科へとか。管理栄養士の資格を取りたいから、資格の取れる大学へとか。でも現実には材料化学をきっちりやって建築素材の分野へとかいうことも充分あり得る。資格が取れるカリキュラムが組まれていることと実際に資格が取れるのかどうか(国家試験合格率が低かったりしないかなど)、そして資格が取れることとそれで実際に就職できることが別問題であることは、ある意味わたしのこれまでの人生が実証してるってもんですよ(爆)。そういう、大学が表沙汰にしたくないような、でも真剣に進路を考えるなら知っておきたいようなデータも数多く掲載。

 正直、国家公務員1種に合格することと、中央省庁に採用されることは別問題だなんて、この本を読んで初めて知りました。平成18年度のデータで、9人合格して1人も採用されない某地方中枢都市にある国立大学って・・・と。隣の県の某国立大学なら、5人合格の1人採用なのに・・・とかね。ちなみに近所の国立大は、合格数は少ないけど採用に至る率がトップ。東京大学(3位)や京都大学(4位)じゃないって、かなり意外です。
posted by てつりん at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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