2009年01月04日

版展とその後

 昨年の段階で版展の案内を頂戴しておりまして、さっそくですが出かけてきました。正直そっち方面にはかなり疎いのですが、こういう場合できるだけ行くのが礼儀だと思って。会場は行ったことのない場所だったのですが、藩政期には藩家老の屋敷があったところだそう。その後明治には陸軍の用地に。そこに大正11年、陸軍施設として建てられたものが今なお現存し、戦後は米軍将校の官舎、裁判所、児童会館、野鳥園、休憩館などに使用されてきたものらしい。玄関まわりなどに建築当時の面影を残しているのだとか。実はそっちの方面に、より興味があったりしつつ、作品も鑑賞してきました。

 ところが。きょうの本題はそのあとにあったりして。食事をする場所を探して繁華街の方へと歩き始めたのですが、ひとりで歩いているからこそ新しい飲食店を開拓してみたいものじゃない? 過去に行ったような店は避けたいし、ざわざわした店もイヤだ。ボーナス商戦が始まっていることもあって、うっかりお客さんにあったりするのもなんだか。裏通りを歩いて、武家屋敷付近を過ぎて、百貨店の近くまで来てしまったので中に入ってみる。何を思ったか靴を物色し、お手洗いから出たところで「地下飲食店街→」の看板が。そういえばコロナロードってずいぶん昔からあって、聞いたことある気がするけど、行ったことはないな。階段を下りるとそこは、人がすれ違うのも遠慮が必要なほど狭い路地に、飲食店などが建ち並ぶ地下街でした。ただしまだ休みの店も多いのか、それともシャッター通りと化しているのか、開いている店は半分ほどか。

 結構安いのにカウンターで天ぷらを揚げているように見える店や、昔ながらの洋食屋風の店、近所にもあるこのへんでは一大勢力のうどん屋チェーン(OではなくてKの方)などもありました。床屋もあったかな。そのなかでも一見喫茶店のように見える「カプリ島」に入店。こぢんまりとして、夫婦だけでやっているような店で、そして落ち着いた雰囲気。常連客を中心にかなりにぎわっていました。

 ここで、表にもサンプルが出ていて、かなりうまそうに見えたビーフシチューピラフ(ハヤシライス風)を注文。看板をよく見るとグラタンとシチューの店とも書いてあるので、期待半分程度に待ちます。しかし主人の雰囲気が、いい意味で職人っぽい。単なる喫茶店のマスターとかじゃなく、かつてはこの上のホテルででもシェフをやっていたのかと勝手に思ってしまうような雰囲気を持っている。そして今はどうか知らないが、上のホテルを遠征に来たときにドラゴンズの選手が定宿にしている関係からか、古い選手達のサインも多数。存在は地味だけど、もしかしたらすごい店なのかも。さらによく見ると、上の百貨店の管理職っぽい人も常連なのか、スタッフと話していたりする。そうこうするうちに、注文の品が到着。

2009010401.jpg

 ・・・なんか、いい意味ですごそうなんですけど。一口すくって口に運ぶ。うま〜〜い!! 具はないと思うんだけどしっかり炒められたごはんと、その上にかけられたビーフシチューが見事に絡み合ってハヤシライス風に。980円でサラダが付かないと思うと昨今では高いかも知れないが、うまいので許す。サラダ(480円だったかな)とドリンク(食後のコーヒーは200円)をつけると、ホテルのランチで出してもいいような逸品になりそう。いや、ひさしぶりにひとりでいいもの食べましたよ。やるな、コロナロード。いずれカウンターで揚げているらしき天ぷら屋にも足を運んでみたいと思います。
posted by てつりん at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | たべもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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