2010年06月04日

鉄道写真家 真島満秀の世界

 先日見つけていながら、持ち合わせがなくて手に入れなれなかった本を手に入れました。

 買ったのは「鉄道写真家 真島満秀の世界」以前も書いたことがありますが、鉄の写真のようでいてそれにとどまらない世界を表現するところが大好き。だから昨年急逝されたとの報を聞いたときには、それはショックでした。

 この本はそんな真島満秀氏の追悼写真集といった感じでしょうか。帯の言葉が心にしみいります。

【もし、列車がたくさんの人を乗せていくものでなかったら、そして、もしそれが季節の中を走るものでなかったなら、わたしは鉄道を撮らなかっただろう。】

 日本の自然を、沿線の人々の夢や願いや生活といった、いつもそこにある何気ないものを、見事に切り取る表現力に尊敬の念を抱いていました。そして彼の作品に、鉄の写真にとどまらない深みを感じていました。本の中には、そうした彼の表現世界が凝縮されています。それと同時に、日本ってこんなに美しいところがあるんだ、まだまだこの国はおもしろいじゃないかと思い、全国制覇とか遠出の野望とかを駆り立てられるのでした。
posted by てつりん at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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