2010年09月23日

通夜にて

 世の中にはマメな人もいるもので。なっちゃんが産まれたのに、日頃の仕事や家事や育児でいっぱいいっぱいで、友人への報告を後回しにしていたら、新聞の赤ちゃん欄を見て「産まれた?」とメールが。さらにはきょう、「恩師が亡くなってるけど、お通夜に行くの?」との電話が同一人物から。聞くとでっかい、しかも個性的なご不幸広告が。

 なるほど同じ新聞で確認したけど、わたしも死んだらこんなご不幸広告を出してほしい。所定のフォーマットに従ってはいるけど、そのあとの文面にオリジナリティがあって、故人と面識のない人が見ても人柄や活躍が伝わる。引退後も充実された日々だったことが偲ばれます。先日の会合に顔を出さないのが不思議に思っていたんだけど、病気で来られなかったんだ。

 恩師と思える人を挙げろといわれたら、思い浮かぶのが2人。以前もどっかで書いた記憶があるけど、今の自分を形成するに重大な影響を与えた時期があって、当時の恩師ってのはやはり心に残る。なぜ2人と中途半端な問いをするかというと、どちらも甲乙つけがたいというか、それぞれまったく別の分野で関わったので選べない。

 新聞で、前例のない出世を遂げておられたことは見てたけど、15年くらい会ってなかった。会場までの道中、早めについて祭壇を見ながら、どんなことがあったかなと思い出してた。忘れられないことが2つ。19の時にある席上で酒を勧められて、相手の立場上もあって法律違反じゃないのかと遠慮したら、「てつりんは知らんのか。こないだ法律が改正されて、18から酒を飲んでもよくなったんだぞ」と言われたこと。

 あと、仕事に迷って転職を考えていた頃にその話をしたら、「立派な会社に勤めているんだから、そんな考えはやめなさい」と言われたこと。同じ会社に入ろうかと迷っているんだけどと話したら、遠い目をして「この会社に入るのはやめた方がいい」って言ってたことを思いだした。あの遠い目のわけが今ならわかるけど、すいません、わたしは会社を辞めて、今はあなたと同じ会社にいます。さらには、同じ事業所に移ることを本気で画策してます。ついでに、その立派な会社は、2年ほど前に経営破綻しましたよ(爆)。

 遺族のあいさつから、わたしにとっても素敵な人生だったけど、あなたにとっても素敵な人生で、その素敵な時期が重なり合っていたことを知りました。素敵な人生を彩った、あなたの会社生活の後ろ半分にあこがれ、わたしはその事業所に移ることを目指します。
posted by てつりん at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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