2011年05月30日

悩み

 もうすぐ上司との面談が始まります。書類を置きに副支社長の机に近づくと、ノートが広げてあるのが目に入りました。

 ノートには、おそらく面談に向けてどんなことを話すのか、個人ごとに簡潔に、1〜2行程度ずつ何かが書いてありました。そういうものを広げたまま席を立つなんて、なかなか脇の甘い上司ですね(笑)。

 ちなみにわたしについても書いてありました。「悩みをためこまず、相談するように」みたいなことが書いてありました(笑)。まぁ確かに、悩みはため込んでるだろうな。


 こういう考え方はきっと間違っていると思うんだけど、人に話してどうにかなるものは悩みじゃないんだと思う。人に話せないから、もしくは人に話してもどうにもならないから、悩みになるんだと。「お菓子が食べたい」という悩みに対して、「食べればいいじゃない」って言うでしょう? 「太るから・・・」って言うなら、「じゃぁその分運動すればいいじゃない」とか、「我慢すれば?」といった程度の答えしか出ないでしょう。そういう、簡単に結論が出るようなものは、悩みとは言わないんだよ。

 かといって、「福島の原発の放射線はどうなるんだろう?いつ頃家に帰れるんだろう?」という悩みに対して、どう答える? 申し訳ないけど、答えなんて出ないよな。「だいじょうぶ。時間はかかるだろうけど、そのうち帰れるよ」なんて、ある意味正論かも知れないけれど、そんな答えじゃ被災地の悩みは解決しない。むしろ親身になっているようで、当事者にしてみれば無責任きわまりない答えだと思う。

 そこで広げられたノートの話に戻るんだけど、相談しろと言われても、相談なんてしないよな。何かと中途半端な感じがなんだかつらいので移籍希望ですとか、今のわたしの状態を惜しむお客さんが多くて、でもそれに応えられない現実がつらいですとか、今のお客さんがあまりにいろいろありすぎてまとめて面倒見るのが大変ですとか、認められているはずの力量と今の処遇が一致してない気もするんですけどそれってなぜですか体調が悪いことを理由に干されてるんですか(爆)とか、そんなこと相談されても、自分が支社長や副支社長だと困るだけだぜ。相談するだけ、ムダだと思ってるってことだ。

 だから病気になるんだという声も聞こえてきそうだが、悩みってものはそういうものだと思うな。さらに悲観的に考えると、他人の悩みなんて結局は他人事なんだよ。
posted by てつりん at 21:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうだ。いじめられていても多くが相談しないのに似ている。
まぁ悩みってきっと、そんなもんなんだな。
Posted by てつりん at 2011年05月30日 23:23
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