2006年10月01日

Start Over

 入院当初の娯楽と言えば風呂や食事、それに毎朝毎晩やってくるかわいい看護婦の様子うかがいや検査くらいのものでした。テレビはあまり見ませんから。そのかわりラジオは結構好きで、FMはよく聴いてました。

 今思うと入院生活も貴重な体験ができたりで、そんなに悪くはなかったのかとも思います。働かないのに医療費がかさんでどうなるかと思われたうちの財政も、なんとかなったような感じですし。でも入院まもなくの頃はそれこそ、絶望の淵に落とされたような気分でいました。記憶が飛びかねないほどの痛み(事実落ちたあとの、特に当日午前中に関してはあまりよく覚えていない)。自宅を離れて1〜2か月入院してもらうと言われたときの不安。そして、夏の試験はどうなるのか。意図しない勤務先に、半ば騙されるようにして送られた不満や屈辱をバネにしてがんばっていたのにこの有様。試験が受けられない場合、来年度の仕事すら危ういのではないか。さまざまな不安や危機感が渦巻いていたわけです。

 そんなときにラジオから流れてきたのが、indigo blueの「Start Over」(いきなり音楽が流れるので注意)でした。曲を聴いたイメージとしては、真っ青な青空の日、海を望む断崖に立って、遠くを見て飛び立つんだ!という雰囲気。歌詞の内容は、一言で説明するなれば、何度でもやり直しがきくじゃないか、がんばっていこうぜというもの。この曲が入院直後の6月、それこそ一番絶望の淵に沈んでいた時期に、何度となく流れてきました。「何度でもまたやり直せばいい」、「生まれ変わるように歩き出そうよ」と歌うRinaの声が、いつしか心の支えになっていました。

 結局試験は受けられないまま、今年の夏は終わってしまいました。不満があるとは言いながら、生活の支えの一部だった仕事も、現状では勤められないし完治する頃には任期が終わりかねないということで、きのうを持って辞めました。そしてあすから、特にここ半年待ちこがれて望んでいた仕事へと戻ります。「歩いて行こう まだ終わらない目の前の道を」と歌うRina。このままでは終われませんし、もちろんこれしきで終わったりはしません。あすからの仕事は1か月だけですけど、当然手は抜きません。これまでの鬱憤も込めながら、特に気合い入れて臨みます。
posted by てつりん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 第一腰椎圧迫骨折 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Start Overを、そこまでの気持ちをもって聞いていたとは知らなかったなぁ。でも、改めて歌詞をじっくり聴くと、まさにそんな感じなんだねぇ。indigo blueには感謝しないとね。

ぼちぼちがんばっていきましょう。
Posted by さと at 2006年10月02日 00:53
知られざる真実、ってやつですよ(笑)。
Posted by てつりん at 2006年10月02日 18:10
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