2012年08月22日

立山カルデラ砂防体験学習会【その1】

 行ってまいりました。

 結局5回応募したのですが、当選はこの日1回のみ。でも当日見事に晴れるんですから、さすがですよね(笑)。

 集合場所までどうやって行こうか、結構迷ったのですが、結局お金がないのでクルマにしました。ナビがついててそれは便利だったのですが、おそらく変な道案内をされた気がします。なぜって駅に行くのに、こんなにくねくねと変なところを曲がらなくても。実際、帰りはナビの指示を無視して、案内標識のとおりに走ったら、ちゃんと普通の道でした。そしてクルマで行ったことをちょっと後悔。やっぱ地鉄に乗ってみたかったです。

 行きはバス、帰りはトロッコのグループだったので、ちょっと早めの8時40分までに集合。まずは立山カルデラ砂防博物館を案内つきで見学します。なんでも1858年の飛越地震で、山が崩落し、せき止められた土砂が土石流となって富山平野を襲ったのだとか。その被害を食い止めるために、今なお続けられている工事現場に行くんだという趣旨の説明を受けます。

 そして、小さめの観光バスに乗って出発。この日はいつもの倍の定員で、2台でした。ちなみに行けばわかりますが、とんでもないところを切り返ししたりするので、これ以上台数を増やしていくのは不可能だと思います。
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 なかなか歴史、地理、土木方面の濃い解説を聞きながら(正直土木方面に濃すぎる時は理解できない部分も・・・)、最初の目的地である本宮砂防堰堤へ。解説が濃いので、かつては砂防ダムと呼んでいたらしいのですが、ダムを造るというと叩かれるので、時の政権をごまかすために最近では砂防堰堤と呼ぶのだとかいう裏話も聞けます。1937年の完成で、日本最大の砂防堰堤だそうです。ただしここは学習会に参加しなくても、普通に見ることができるので写真はなしで。

 有峰林道小見線を通って、有峰湖へ。貯水量は2億立方メートルと、実はあの黒部ダムと同じくらい。ここでも志賀原発が止まっているので、その分水力発電で補っているのか、例年よりも貯水量が少ないという濃い解説が聞けました。ここだけでもずっといてしまいそうですが、まだ通常入れないエリアというわけでもないのでトイレ休憩のみ。それでもずいぶん山奥に来たようで、頭上をひっきりなしに物資運搬のヘリが飛んでました。
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 折立検問所から先は、一般人立入禁止区域です。工事現場なので、車内と言えども全員ヘルメット着用です。途中、車内から飛越地震によって生じた跡津川断層を見ましたが、よくわかりませんでした。50mもずれたらしいです。なお、バスでどの位置に座るかというのは結構重要なようで、進行方向の左側のほうが、本宮砂防堰堤も跡津川断層も見やすいです。右側でも、柱状節理が見えたり、損はないと思いますけどね。
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 そして第2の検問所、カルデラゲートを突破。ここから先は国土交通省直轄工事区間で(折立検問所からここまでは、富山県管轄の工事区間)、富山県関係の工事車両であっても入れないのだとか。いよいよ立山カルデラの内部へと潜入します。

 まずはカルデラ内を一望する六九谷(ろっきゅうだに)。初めての下車観光。名前の由来は、1969年の豪雨で崩れてできた谷だからだそうです。もちろん、その崩壊によって土石流が富山平野を襲わないように、砂防工事が続けられているんだという説明は欠かしません。カルデラ内の崩壊した土砂がすべて流出した場合、富山平野は平均2mの厚さで埋まってしまうんだそうです。
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 飛越地震で崩壊し、常願寺川が暴れ川となるきっかけとなったのが、大鳶と小鳶の崩壊だそうです。たぶん、写真の部分だったと思いますが、違ってたらごめんなさい。
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 遠くには今なお工事が続けられる、砂防関係設備も見えます。遠くには、万年雪ではないらしいのですが、残雪も見ることができました。なお、わたしとは逆で、トロッコに乗って立山カルデラに入り、バスで戻ってくるコース(あっちで決めるので選ぶことはできない)もあるのですが、午後は雲が出てきたので、これほどの絶景を拝めたかは疑問が残ります。午前中のほうが空がすっきりしているので、山を見るという意味では前半バスでよかったんだと思います。砂防博物館を出発する際、外来植物の種子などを持ち込まないようにと、靴の裏を洗うように言われたのですが、写真中の「このあたり」で、バスのタイヤも洗っていました。
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 この六九谷は、いまなお崩落が続く立山カルデラを一望できる場所なので、監視カメラもついています。また、緊急時に備えてdocomoと、最近auの携帯も入るようになったそうです。なおライブ映像は、国土交通省北陸地方整備局立山砂防事務所のホームページから、「防災情報」へ進むと、いろんな場所の静止画を見ることができます。

 すでにかなり濃いので、続きはまた後日に。
posted by てつりん at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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