2013年07月24日

13歳は二度あるか

 吉本隆明氏の本を読んでいます。「戦後思想界の巨人」と呼ばれたりもするらしいんですが、不勉強なのでどうも思想方面は弱いんです。

 ほぼ日かどこかで親鸞のことを載せてた記憶もあるんだけど、まぁ気になる方はちょっと調べれば、きっとわたしよりも深い知見が得られることでしょう。えぇ、どうもそっち方面は苦手でねぇ。きちんと読めば、わかる部分はたくさんあるんだろうけど。

 で、今読んでいるのが、タイトルにもある「13歳は二度あるか」。まだ読了していないのですが、3ページくらいずつ、いろんなことが中学生向けに書かれています。もちろん、大人でもなるほどと思うことがたくさんあります。大人になってわかるようなことを、この本を読んで中高生くらいでわかっていたら、もうちょっと違う大人になれたんだろうなって思います。まぁ、言い訳っぽいですけど、わたしの中高生の頃には、この本は出版されてなかったのでしょうがないんだけど。

 例えば、複数の新聞を読むといいとか。それを実行した上で、なぜそうするとよいのかがわかったのは、大学に入ってからでした。できない、もしくはやらない人間を糾弾するよりは、自分も含むみんなでやっちゃった方がいいとか。30代も終盤まで来て、ようやくそのことがわかってきた気がする。個人的な個人と、社会的な個人(ちょっとうろ覚えですが)は別のもので、これを区別できないのが日本人のよくないところだとか。確かに社会的な部分に、個人的な事項を持ち込んででかい顔とかするのがいるなぁ。

 ちなみに、まだ途中なのに、うっかりあとがきを読んでしまいました。それによると、吉本隆明氏自身もうろ覚えなんだけど、こんな話から来ているのだとか。

 江戸時代の殿様だったか何だったか。まぁ、それなりの人が、家臣にこう言われたんだそうです。「まだ若いんだから・・・」みたいなことだったらしいんですが。それに対して、「13歳は二度あるか!」と反論したんだとか。13歳どころか31歳もすでに時の彼方で、38歳だって残り少なくなっちゃったけど、「◯◯は二度あるか!」という気概で生きたいと思うのだな。39歳は、1回くらいあると思っているけれど、もしかして実はないのかも知れないし。
posted by てつりん at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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