2007年06月04日

洋書の楽しみ方

 英語を満足に読めるわけではないのですが、ドゥロス号でいろいろと本を買ってきました。さと2冊+てつ2冊の計4冊。洋書です。
PICT20070604.JPG

 さとの買った本は、1冊は百科図鑑のようなもの。見開き2ページごとにあらゆるジャンルの解説が、大きな絵とともに描かれています。もう1冊は1冊はやや高度な動物図鑑。飼育法にも詳しそうで、たぶん大人向け。わたしが買ったのは8歳から11歳向けと書かれている、地理の教科書のような本。前半はイギリスですが後半は世界地理。正直今の日本の中学生でも、ここまで高度なことは学んでいないほどのもの。もう1冊は世界のスーパーカーといった感じの本。6〜70年代くらいから現代にかけてのスーパースポーツが写真入りで解説されていますが、悲しいことに日本車はなし。NSXとか載っててもいいかと思ったんだけどなぁ。

 買いませんでしたが、ほかにも心を熱くとらえて放さない本がいろいろありました。例えばアジアの鉄道旅行に関する本。「Japan」の最初のページはやはり、世界に誇る日本の鉄道技術、新幹線でしょうと思ったら全然違う。富士から甲府へ向かう身延線だなんて激シブですよ。新富士まで新幹線に乗ることもなく、いきなり富士からスタート(笑)。「富士山の近くを通る〜(もちろん英語)」とか書いてあったから、乗ったことはないけれど富士山を至近距離で眺められると思われる点が、外国人の心を熱くさせるのかも知れません。次こそは新幹線かと思ったら、今度は東武で行く日光。三猿の写真とかもあったけど、なぜか80年代くらいの雰囲気を持つ昔っぽい写真でした。結局新幹線に関する記述はなし。まぁ欧州は新幹線以上のスペックを持つ高速鉄道があちこちにできてますから、昔ほど新幹線に感心してもらえないのかも知れません。

 一番ツボにはまったのは、中華、日本、韓国などアジア料理に関する本ですな。日本料理最初のページが予想通り寿司なのですが、細巻き。う〜ん、確かにそれも寿司なんだけど、寿司というとにぎりじゃないの?それよりも妙なのが、細巻きのバックに4人分とおぼしき、たぶんお茶が用意されているのです。液体の色が茶色っぽいのでお茶だと思うのですが、まさか寿司には醤油だからということで、その茶色っぽい液体が醤油だということはないはずだと信じたい。だって容器がお銚子とお猪口だし。お茶だとしても不自然。

 材料の説明にあるわさびの写真は、チューブに入ったS××の練りわさびだった。確かにわさびだけどさぁ、せっかくなんだし本物見せようよ〜。ほかにも醤油の説明写真に「キッコ ショーユ」という、聞いたような聞いたことないような怪しげな名前のものが使われていたりします。マークも六角形なんだけどね。そうそう、茶葉を白鶴の枡に入れるセンスは、日本人にはない斬新さを感じさせます。「清酒 白鶴」って書いてあるんですよ。

 料理はどれもおいしそうに見えたので、なんとか英語を解読して日本以外のアジア料理を作ってみるのもいいかと思ったんです。でもねぇ、中華料理もきっと、中国の人が見たら笑えるつっこみどころが随所にあるんだろうと思うと、買うのをためらってしまいました。とりあえずチャーハンをどんぶりに盛ってあったことだけはおかしいと思ったのでね。





〜 宗教の話をパスしたい方は、ここまでにしておきましょう 〜






























 実は少しですが、日本語の本もあったんです。ところがこの船の持つ性質上、キリスト教関係の本限定。聖書の世界を1000ページ近いマンガで描く超大作(2000円くらいの値が付いてました)とか、聖書とか、イエスやモーゼの絵本など内容は様々。拾われた子供にモーゼと名付けましたってところで終わっていると、いい大人は海を割ったりしてしまうその続きの方が気になるのですが、そんな疑問はどうでもよくなるような衝撃の書名を見つけてしまいました。

 その名も何と、「異端見分け方ハンドブック」。ううむ。高校レベルの世界史を勉強した人であれば、異端というとアリウス派とか、ネストリウス派とか、アルビジョワ十字軍などの名前が思い浮かぶかも知れません。おおざっぱに言うと神とイエス=キリストと精霊は同じ本質を持つとされる三位一体説が正統。高校世界史レベルにおける異端は、多くがこのイエス=キリストは人間であるとする立場です。アルビジョワ派はまたちょっと、違うんだけどね。

 中身を見ると、そういうところの話から始まっているんです。だから仕事のネタに買ってもおもしろいかと思って少し立ち読みしてみましたが、塔のところとか、輸血や武道などがダメとされていろいろあっての裁判事例があるところとか、韓国で知られたところとかも現代の異端と紹介されていましたのでそこで終了(笑)。仕事のネタには到底使えそうにありませんでした。日本におけるキリスト教は、これら異端の方が多いってことを知ることができたのはおもしろかったけど。とどめは「○一教○からの脱出」という本。帯には「元幹部がマインドコントロール 恐怖の実態を明らかにする」とも書いてありました。見ただけで、中身は見ていません。

 しかしなんでキリスト教って、こうも厳しいんだろうねぇ。おのおのの好きな解釈で信仰心を持ってもいいと思うんだけど。仏教だったら、異端だらけじゃないの? 大学時代の恩師が若い頃キリスト教にはまりそうになっていろいろ学んだけど、30くらいの時期にあまりに厳しい世界であることを知って挫折したって話を思い出した。なぜかクリスチャンに惚れるという特技があったわたしとしては気にならないわけじゃないのですが、やはり日本人らしく(?)アバウトな宗教観を持つ人でいたいような気がします。
posted by てつりん at 21:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
料理の本は、本当に面白かったよねぇ。
すし屋さんにある魚の漢字がいっぱい書いてある湯のみの急須バージョンとかね。。。
Posted by さと at 2007年06月05日 20:39
…この国ではかつて「八百万の神々」と申しましたようですけどne...。
 末端まで情報が伝わるまでの間に変質してしまうことも多いと思います。逆に、正当な流れがこの国だけに残った事例も忘れてはならないかと。
 淘汰されて残るも残らないも「八百万」なのですけどね(笑)
Posted by Tacke at 2007年06月05日 21:06
ピュアすぎる気持ちは、時に道を誤らせることもある。
な〜んてことを思ったりもするのですが、
同意見の人もいるみたいな感じ。
→同意見っぽい人 http://www.iq7073.com/blog/archives/200702.html
Posted by てつりん at 2007年06月07日 20:25
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