オフの会場でもある越後湯沢から、毎年のように足繁く通う苗場までは下道で30分ほどで、今回の宿もその近隣に取りました。最初の頃は当然高速を使っていましたが、途中から苗場は1人で参加するようになり、しかも次第に家計からではなく自腹で行って来いとの圧力が強まるように(笑)。だったら高速料金を抑えるようにしようと考案されたのが下記のルート。

距離は70km以上短く、高速料金は金沢森本ー上越間と、湯沢間の比較で4割くらい安く、しかも所要時間は大差ないんです。さすがに厳冬期の夜間深夜の山越えは避けてますが、今回は日中ですからね。
ところが途中からさとがかなり苦悶の表情に。乗り物酔いがひどく、運転の下手な人とか、足回りのへぼいクルマとかだとてきめんに酔うらしいのですが、うちで買ったクルマ+わたしの運転だとなんともなかったのに。どうも今回の山越えルートがきわめて不評だったようです。激しく走ったつもりはないんだけど、もっと激しく走っていたら車内でリバースされてた可能性すらありそう。しかも昼食場所に選んでいた店にたどり着くのに苦戦して、車内は殺伐としたムードに。
そんな困難を乗り越えて13時頃到着したのが、岩原のラ・ロカンダ・デル・ピットーレというピザ屋。苗場に来た時のユーミン御用達の店らしくて、以前から気になってはいたのですが、ホームページからおしながきを見るに、ある程度の人数で行ったほうがいろいろ食べられておいしそうだという理由で、行ったことがなかったのでした。
というわけで入店。ピザを注文します。石窯でピザを焼いているところを見つめる娘たち。なんとこの石窯にユーミンのサインがあるということを後になって知る。確かに写ってますな。写真はクリックしたら大きくなります。

到着したピザ。そういえばパスタも食べておいしかったのに、おなかがすいていたのかあっという間に胃のなかに消えていきました。

結構いいお値段のお店とはいえ、5人でピザとパスタ計2品ではお腹が満足しません。でも結構遅い時間だったのでここで切り上げてもいいんだけど、調子が戻ってきたさとがローストビーフのピザにロックオン。せっかくなので小さめサイズで注文します。再度、さっきの写真のように石窯を見つめる娘たち。
で、到着したピザがこれ。さと大絶賛でした。確かにうまいんだけど、やっぱり1人では来られないな。来冬に一緒にいく人を今から募集しますよ(笑)。ちなみに冬になるとこの店の場所は、岩原スキー場の敷地内になるらしいです。

続いては、宿の方に移動開始。でも途中、さとおすすめの場所ということで、奥清津発電所へ。国道17号線を苗場方面に向かって、ちょっと脇道にそれるってことで、毎年ここを通っているはずなのに存在は知らなかったなぁ。でも脇道にそれる場所は、確かに毎年通っている、見覚えのある場所でした。
ちなみに中はこんな感じですが、緑色の物体の下はこんな感じになっています。氷山ではなくて発電機だけど、まさに氷山の一角。


さらに下に降りていくことができますが、まさに地下秘密基地って感じです。そういえば国道17号線を脇道にそれてからは、これのために建設されたようなトンネルを通ったりするのですが、トンネルからすでにおもしろそうな予感がムンムンしてました。

発電している際は、この棒がグルグル回るらしいです。残念ながら電力需要の多そうな暑さでもなかったのもあって、回転していませんでした。

最後に、ダムの上にプレを走らせて1枚。ちゃんとハイドラのチェックポイントも押さえてきました(笑)。

そして今日のお宿、三国峠の本陣です。なかなか安くて料理もおいしくいい宿でしたが、冬に1人で泊まるのはもったいなさすぎるなぁ。苗場山をさとと飲んで、気持ちよく早々に爆睡でした。
