2017年03月11日

忘れないんだけど

 ここ1週間、妙に東日本大震災関連の報道に引っかかるものを感じています。それら違和感を感じる報道に共通するのはただひとつ。「震災の爪痕はまだまだ残っていて、とてつもなく深い」という一点のみです。

 いや、どこぞの誰かの言い分みたいに、ウソを言ってるとは思いません。紛れもない事実でしょう。現地まで行って、一端を見たこともあるくらいだし。でもねぇ、被災地のすべてがそうじゃないでしょうと。いい意味で通常営業の観光地だって見てきたし、ライブを観てお金を落としたりもしてきた。明るい未来に向けて歩みだした被災地だってあるはず。そう思うと、あたかもすべてがなんだか後ろ向きな感じの、それこそ震災の悲惨さをいつまでも伝え続けるつもりであるかのような報道姿勢には、引っかかるものを感じずにはいられないのです。そして、どんどん「阪神淡路大震災から◯◯年」みたいなのが小さな扱いになっていく。

 震災の記憶が風化していくとかいって嘆く感じもするけれど、それは視点を変えたなら、風化しているかのように思えるくらい復興が進んだってことでもあると思うんだ。つらい記憶を閉じ込めて忘れようとすることと、何もなかったかのようにすることは違うと思うんだ。そんなことをとりとめもなく考えていたら、思い浮かんだのがこの曲だってことで。


歌詞はこちらから。


 3月11日のこの日に、今なお震災の傷跡が癒えない場所が、人が、いるであろうことは忘れません。そしてさとの父親が、うちのちびっこたちとスパリゾートハワイアンズ(当の本人は旧称の、常磐ハワイアンセンターと言うけど)に行きたいと思っていることも忘れません。とりあえずそうやって、いつか足を運ぶことが復興につながることを信じて。
posted by てつりん at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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