2019年03月22日

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 先日のこと。仕事上のことで、前の会社に出かけました。事前に1回行っているのですが、持っていったものにちょっと不備というか、さらなる改善を求められたので、出直してきたのでした。

 それにしても、退職してもうすぐ3年にもなるというのに。ここにいた時間はかなり短かったはずなのに、自分自身の中にちっともアウェー感がないことへの不思議な違和感。と思ったら、その頃の人たちにばったり遭遇。一瞬、時間を飛び越えたような感覚があったけれど、お互いにえっ!?なんでここにいるの!? って感じ。いい意味で、その人たちは変わってなくて、なんだかホッとしたなぁ。だからこそ、余計に時間を飛び越えたような感覚がしたのかも。いや、時空のエアポケットに落っこちた感じにも思えたなぁ。昔のことや今のことなど、お互い本来の用件を忘れて、とりとめのない話をする時間が流れていきました。


 さらに別の日。上記とは別の仕事上のことで、ほかの事業所を回っていました。行った先には、前の会社で一緒だった人がいました。前の会社でその人と一緒だった時間は1年しかなくて、そしてその人にとってもその会社はそんなに長くはいなかったはず。なのに、このような話になったのです。

 先日、仕事上のことでこれまた別の事業所に行った時に、当時の人たちと会ったという話。そこにはいなかったけれど、ああいう人もいたよねぇとか、こういう人もいたよねぇとかいう話になりました。そういえば、そういう人にバッタリ会ったんだよという話とかも。で、最後にポツリ。「あの頃は、楽しかったねぇ」って。

 そんな言われ方したら、「それって、今が楽しくないってことですか?」って聞いてみたくなるじゃない? 山の方のちっちゃい事業所で、なにか思うところでもあるんですかってね。でもきっとそういうことじゃなくって、純粋にあの頃は楽しかったって話なんだろうなぁってね。

 前の会社を去って、もう3年。時間はあっという間に過ぎちゃって、千穐楽も終わって、抜け殻のようになったわけじゃないけれどなんとなくの喪失感があって次に気持ちが向かない。別に今が楽しくないわけじゃないし、喪失感といってもなんとなくのものでしかなくて、別にさいなまれていたりするほど事態も深刻ではない。そんな、なんとなくけだるいとでも言うのかなんだかなぁの気分のわたしに、こんなことを言われたのでした。「また次が始まるじゃないの」ってね。

 次がまたあるから、その先にまた新しくて楽しい何かが待っているんでしょう。当たり前のことではありますが、そうなんだよね。後ろを向くきっかけがあったことで、前を向く気持ちにもなれたひとときだったのでした。
posted by てつりん at 19:56| Comment(0) | 仕事っぽい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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