ことの発端は、株を買おうと思ったけどあんまりよくわからなくて、ポイ活の一環として持っていたジャパンネット銀行の口座で投資信託も買えるというのが発端でした。コロナ禍の直前に、別系統のものをもう1本買ったところ大変なことになってしまいましたが、その後あっという間に上昇に転じて、気づいたらこんなことに。あの時は正直、世界恐慌レベルでもっと下がると思っていたのに、上昇に転じるのが早くてびっくりした。

株式は日産自動車に始まり、あれやこれやがあっても律儀に持ち続けて今に至っています。下の写真の通り、一部がNISA預かりになってないのは、申請だったか手続きだったかをしなくてはダメだったのに、仕事が忙しかったかで放置したから。まぁその分、多めに税金を払うことについてはちっともやぶさかではございません。あっ、無配になっても株価が低迷しても、それでも律儀に日産自動車を持っているのは、電気自動車の技術を持っていると評価しているから。一時期東芝の株価をチェックしてたことがあるから実感するんだけど、やっぱなんだかんだ言っても、大企業は転んでも大企業なのかなぁと。必ずしもそうではない場合もあるけどね。

実は今年になって、かなりいろんな銘柄を買い増ししたのです。このお金であそこに行こうとか思っていたのに、コロナ禍で当面ムリだなと。じゃぁ、持ってるだけで何かあるってわけではないし、あれやこれやと買ってみようかと。行き場をなくしたお金が金融市場に流れ込むって、まさに世界経済の縮図が自分のやっていることなんだなと。そう思うと、なんだかおもしろいわけですよ。
まずはENEOS。300円台後半くらいのときに、これから上がるみたいな記事を見かけたのでなんとなくの直感で。で、買ったことはあるけど売ったことがないので、500円になったら売ろうと思っていたんだけど、その頃何気にENEOSも配当がいいことに気づきまして。じゃぁ配当を頂戴して、なおかつ500円を上回っていたら売ろうと思っていたのに、なんだか愛着が湧いちゃって、ついでに500円を下回るようになったので今に至ると。石油の将来なんて絶対長くないと思うんだけど、富士フイルムみたいにやがては別世界で花を咲かせるかもしれないと思うと、もはや安易に売る気にはなれません。
次は昔の恋人(笑)、武田薬品工業に手を出す。かつててつりん家として100株持っていて、かなりの配当を頂戴したんだけど、配当とあわせてトントンくらいのときにCRプレマシーを急遽買う費用を捻出するために泣く泣く売却。その後は6000円くらいまであがったり、継続して高配当を持続させていたりするので、まさに昔の恋人かと。ただ昔と決定的に違うのは、とても100株なんて買えない(爆)。いいんです。年に1回、マックのセットが食べられるくらいの配当をいただけるって、銀行預金ではありえないことですから。OTSは、まぁ存在を知ったときの直感と勢いと雰囲気とタイミングです。
なかなか興味深いのが、NIOです。金額の単位が日本円ではなくて米ドルだということに最初は気づかず(爆)、なんで100株買えないのかなんだ3株しか買えないのかということがありまして(笑)。で、買った途端すっごい勢いで上がっていったんだけど、それがまたすっごい勢いで下がったり上がったり。今のところ結局、そんなに含み益は出ていない。それってなんでだろう、やっぱチャイナリスクって市場的には恐れられているんだろうとか考えたりするのがおもしろい。乱高下する理由って、正直よくわからないんですけどね(笑)。

ただ、こんな話ってまず人前ではしませんね。仕事のネタ作り程度に、ちょっとやってるって話ならいろんな人が知ってますが、確かに金融資産の話ってそんなにしませんよね。わたしもあくまでまだ、おこづかいの範囲内だから書けるわけで、保有資産総額が1億円とかになろうものならもはやびびって口をつぐみますね。いや、50万円くらいから口数が少なくなって、100万円でもう、黙るでしょうね(笑)。ところが意外な身近なところ(詳細は秘密)に、えっそれって結構すごくないですかって人がいました。
「こんなこと、誰にも言ったことがないと思うんだけど・・」って言いながら、アレの株とかソレの株とか持ってるって話をするんですよ。正直わたしだったら、さっきの武田薬品とかNIOの話じゃないけど、買えてもちょっとしか買えないような銘柄です。なおかつ誰もが知ってて、安定性や将来性については文句なしでしょうって感じの銘柄です。もちろんうちではよく知られている、イオン株のすばらしさも熟知している。さらには、あれとかそれの社債も持ってるって。えっ!?社債!? それこそ、かなりのまとまった金額がないと手を出せないものじゃないの!
いくらおこづかいがあるんだろうって思いますが、世の中には夫婦で別会計って家もありますからね。
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