2014年04月11日

銀の龍の背に乗れる

 先日、ちょっと腹が立ったという薄っぺらい表現では済まないような、憤りを感じることがありました。もちろん詳細はここでは言えないことなのですが。

 そうねぇ、自分が管理職だったら、なぜそこまでこじらせてしまったんだ!と、キレてるような事案だと思います。こじらせまくって、修復不能のお手上げ状態になっていたので。もちろん会社側の言い分はあると思うけれど、少なくとも顧客にそう思わせた段階で会社や担当者としては完全にアウトだ。

 それでも、「この人だけは、まだ・・」と顧客に思われている担当者がいまして。こじれずに話ができる状態にあるその人を窓口に、わたしが引き継ぐことにしたのでした。引き継ぎの際、顧客とわたしとこれまでの担当者の3人でかなり長い時間、話をしていたと思います。引き継ぎのプロセスで、まぁ、憤りを感じるというか、それを通り越して呆れるというか、そんなこともあったんだけどねぇ。

 なにはともあれ、修復不能にこじれた糸を、遠い昔の不思議な縁のチカラもあって、ゆっくりと解きほぐしていけそうな予感はしたのです。先日の話じゃないけれど、今の自分だったら、以前よりもっとしっかりと、銀の龍の背に乗れる気がするんです。

 ちなみに銀の龍とは、船が波を切って走る際に、波が太陽に照らされて輝く様子を指しているそうです。あと、金ではなくて銀なのは、やや劣る存在であることを暗示しているらしいですよ。やっぱすごいねぇ、中島みゆきって。
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2014年03月20日

外耳炎中耳炎内耳炎

 さかのぼって書いてますが、転勤の内示を受けました。そのうち全世界的に発表され、わたしの正体を知る人にはすべてが白日のもとにさらされることでしょう。

 感想。この業界にいる限り、避けては通れないものなのでさしたる感慨はないかな。ただ、いろいろあったけれど、それでも今の事業所でここまでやってこれたのは、周囲のスタッフやお客さんに恵まれたおかげ。そんな思いはとても言いつくせるものではない。

 あと、異動に関して「その筋」から質問された。する側もそれが仕事なんだから大変だよねぇ。意にそぐわないことはなかったか?という趣旨の質問だったけど、意にそぐわないといえば意にそぐわない。まったく意にそぐわない。そもそも希望していない任地、系統へのものだし。

 それでも転勤命令一発で、どこへでも行くのが会社組織の一員というものだ。だから、個人的に意にそぐわないものであったとしても、それをとやかく言うつもりもないし言いたくもない。誰もが希望がかなうほど、都合のいいように組織が動くわけもないし、それがある程度の巨大組織ならなおさらだ。それでもこうありたいという自分を目指して、どこへ行ってもしょうこりもなく努力は続けていくのです。
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2014年01月08日

たこか、いかか?

 すっかり正月気分も抜けた感じですが、きょうはこういう画像から。ネットから拝借してきたものですが、もの自体はとっくに著作権が切れているはずのものです。

2014010801.jpg

 幕末の物価上昇を風刺したものとして知られている史料です。手の届かないところにまで、高く上がっていったということを、凧揚げになぞらえているわけです。同様のものとして、高い木に引っかかってしまって取れない、という史料もあります。

 ところで史料の右上のタイトル(見えなかったらごめんなさい)、「当世のぼり凧」って、読めますか? 「とうせいのぼりたこ」、もしくは「だこ」でしょう。と思って見ると、実は「いか」と読みがながついています。つまり、「当世のぼり凧(とうせいのぼりいか)」が正しい。たこのことを、いかと読む!? 

 ちょっと調べたところ、江戸ではたこと言うので、それに対抗して大坂ではいかと読んでいたらしいです。明治の初め頃までも、江戸ではたこで、大坂ではいかだったと。ところが次第に、凧のことをいかとは言わなくなっていったようです。飛んで行くものに足をつけてひらひらさせる感じから、足がたくさんあるものだったら何でもよかったのかもしれません。

 なお外国における、日本の凧のことをなんと言うのか。英語ではトビのことらしいです。さらにはドイツだと龍。ベトナムだと鳥。スペインだと彗星なんだとか。というわけで、正月っぽい話でした。
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2013年12月08日

終わりの始まり

A氏:「きょうは何の日か知ってる?」
B氏:「えっ、Aさんの誕生日ですか(笑)?」
A氏:「てつりんには、印象深い日だろうねぇ」
てつ:「えっ・・・?」

 ってな会話があった、きょうのうちの会社。えぇ、しばらく消息を絶っていたこととか、謎の広告とかがでたりしたことからもわかる通り、強烈にすること満載で駄文も綴る余地がないほどでしたよ。もちろんきょうも仕事でしたし。まぁきのうは、久しぶりの完全オフだったのですが。

 ちなみに、しばらく考えて、きょうが何の日かはわかりました。太平洋戦争開戦の日。ただ、ちょっと恥ずかしかったのは、それが日本時間によるものなのか米国時間によるものなのか、ちょっと迷った。911じゃないけど、大きく取り上げられるのが日本の感覚と1日ずれることもあるからね。ところが、ずれるのはおかしくて、911と違って先に日本で取り上げられなくてはならない。

 で、気になったのは、見る限りニュースで目立ってないこと。首相も、きょうの動静を見た限り、特にこれ関係の行事に行った形跡がないこと。もちろん、わたしの記憶からも薄れていっていること。ちなみにA氏は40代後半で、B氏は20代なかば。やはり、年代が若くなるにつれて、こうした記憶というか知識は、薄れていっているのだろう。

 きょうの地元紙の投書欄に、90を過ぎた方が寄稿されていました。そういう年代だときょうは、忘れられない日なんだろうねぇ。で、結びに、これからも伝えていくという趣旨の言葉がありました。重いよねぇって思うけれど、その重さがどんどん軽くなっていくような気がしてなりません。「きょうはこういう日でした。こういう行事がありました」ってことを伝える記事は、あすの新聞に載るのでしょうか?
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2013年09月13日

その感覚

 わたしの会社は各地に事業所があり、あまりに遠方へ転勤とならないようにある程度地域は限られてきますが、数年周期で各地の支社を転々としていきます。

 個人的には今の支社で5年目になるので、いつほかのところへ行くように言われてもおかしくない時期になってきました。支社長や副支社長など幹部クラスになると、3年。別の事業部だと3年でも長いと言われるくらいになっていくようです。

 で、今年うちの支社にやってきた人が、こんな話をしていました。

 「(これだけの時間をかけて)この程度なのかぁ」。

 その人が昨年度までいた支社は、うちの支社と比較すると何かといい部分はたくさんある感じがします。なんて言うのかねぇ。いわゆる出羽守(「前の勤め先では〜」と、つい言ってしまう)だと言ってしまえばそれまでだけど、正直定期的に異動があるのは、いろんな支社のよいところや悪いところを見た上で、それをどうするのかってことを問われ続けるからだと思っている。

 いろいろありながらも、わたしはすっかりこの支社になじんで今に至っている気がする。でも、確かに以前は、「(これだけの時間をかけて)この程度なのかぁ」ってことを思った記憶がある。だんだん、最初の頃に感じる、何かがおかしいという違和感というか、もっとこうすればいいのにって率直な気持ちというか。そういうのが失われていることを考えさせられたのでした。自分の力で異動をあれこれすることはできないけれど、そろそろ潮時なのかもね。
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2013年09月06日

生きねば。

 ずっと気になっていた宮崎駿の「風立ちぬ」を、ようやくきょう観てきました。

 宮崎作品を映画館に観に行きたいと思ったのは、いつ以来かなぁ。「ハウルの動く城」をさとと観に行ったのが最後だと思う。しかも意外に思うかもしれないけれど、「千と千尋の神隠し」も、「崖の上のポニョ」も、「もののけ姫」だってテレビですら観ていないんだ。

 で、映画の感想とかもそうなんだけど、きょうはその監督さんが引退を正式に発表した日でもあってねぇ。広い意味でものを作って、大勢の人を愉しませる(失敗して大勢の人をつまらなくさせることもある)という仕事をしているわたしとしては、宮崎駿もものを作って大勢の人を愉しませる仕事をしているという意味で一緒。「大勢」のレベルがケタ違い以上に違うとはいえ、わたしだってもう千人単位の真ん中らへんくらいの大勢に何かしてきたはず。だから、こういう人の考え方ってものすごく気になる部分があるのだな。

 そこで、引退会見にまつわる記事とかを読んでいたんだけど、結構気になる部分というか、共感するものがあった部分を見つけた。

・終わりまで分かってる作品は作ったことがない
・絵コンテって作業があるんですけど、まるで月刊誌のような感じで絵コンテを出す
・スタッフはこの映画がどこにたどりつくかわからないまま作業してるんです


 なんか、わかるなぁって思って。わたしの場合はひとまとまりで、月間で、年間で、数年スパンで。どういう終わりをイメージするかがないまま走っている。というか、走りながら形を作って考えているから、終わりが見えないんだと思う。もちろんわたしの観客も、どこにたどり着くかわかってないだろう。わたし自身がわかってないんだからしょうがないな。ちなみに宮崎駿自身は、終わりが見えないことを辛いと言っていたけど、わたしはそうじゃないなぁ。小人の靴屋さんじゃないけれど、どこからかなにかすごいものが降りてきて、ステージに立つわたしを助けてくれていると信じているから。わたしは自分のステージにいるという神様を信じてますよ。

基本的に子供たちに『この世は生きるに値するんだ』というのが仕事の根幹になければと思っています


 いろいろあるけどね、それでも生きていくんだよ。この国の過去にはいろいろあって、現在だって問題山積で、おそらく未来にもいろいろあるだろうけれど、それでも日々最善を目指してやっていくしかないんだ。民族の栄光や誇りをむやみに振りかざして、最後の寄す処のようにそれにしがみつく必要はないけれど、むやみに自分たちを卑下してへりくだる必要もない。闇に目を閉ざし、むやみに明るい未来を志向するつもりもないけれど、これまでにはなんだって、あれやこれやと乗り越えてきたじゃない。それを忘れてはいけないし、そんな心意気は未来永劫伝えられていくべきもののはず。

 過去と今と未来を微力ながら解きほぐして、時には斬ることで、そんな感覚が持てればと。「風立ちぬ」のポスターにある『生きねば。』の文字に、そんなことを感じたのでした。そして、「ひこうき雲」に思うところのあるわたしとしては、誰も席を立たなかったエンドロールで泣いて帰ってきたのでした。
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2013年08月27日

すぐ使わないもの

 しばらく会社のオフィスが、同じ建物内とはいえ別の場所に引っ越していました。それがようやくもとの場所に戻り、荷物ももとの位置に戻って、やる気はないけどとりあえず仕事もがんばろうって態勢だけはできました。

 それから数日経って、わたしの机のところにダンボール箱が1個。どこにあったのかわかりませんが、どこかに放置されていたのを、誰かが気を使ってわたしのところに持ってきてくれたのでしょう。

 笑えるのは、その1個がないことにちっとも気がつかなかったってこと。しかも箱には、「すぐ使わないもの」との文字が。えぇ、確かにそういう分類で箱に詰めた覚えがありますよ。

 中身を開けて、ちょっとのぞいて見ました。う〜ん、確かにすぐ使わないものだ。じゃぁいつ使うの!?今でしょう!ってことも絶対にない。というか、ずっと使わないかもしれないものだ(爆)。

 勉強になったな〜と思える研修の資料とか、結構持ってたりするんだけど、正直まず見ることはないんだよね。そもそもそれらの存在を忘れてしまって、無意識のうちに仕事するわたしを支える血や肉になってるって感じ。そして多くの吸収されなかった部分は、排泄されて残らない。その排泄された残りカスが、すぐ使わないものの中身だとしたら、結局それっていらないものだったってことなんだよな。
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2013年08月12日

昔の会社から

 先日、昔勤めた会社、正確には事業所というか支社から封書が届きました。

 ちょっといい紙の封筒だったし、こういうものは大概おめでたいものなんだよな。そう思って差出人のところをよく見ると、その会社は創立90年を迎えるのだそうだ。つきましては会合に来ませんか?という内容でした。

 前にも書いたはずなんだけど、わたしは非正規雇用者だった時期が長く、結果としてたくさんの事業所を経験してきました。数年で1つのはずなのに、1年で4つってこともあったくらい。そうねぇ、正規雇用者が新入社員として入社して、定年を迎えるまでに回るであろう一般的な数の事業所以上に見てきました。

 ところが、非正規雇用者だったからなのか、考えてみたらこの手の案内をはじめてもらった気がする。この業界に入って最初に行った事業所は、いた当時で創立90周年を迎えていたはずで、そこから考えれば100周年を過ぎたはずなのに。非正規雇用者として過ごした最後の事業所は、調べたところ昨年、創立30周年だったらしいのに。

 というわけでものすごくありがたいなぁと思って。そこには半年しかいなかったのに。

 どこの会社にもそれなりの思い入れはあるけれど、今思うとこの会社にいたことは、大きなターニングポイントだった気がする。将来のことを考えて、これからは仕事を選ぼうと心に決めたこと。縁あってお客さんになってくれた人たちが離れ、また縁あって出会ったことでわかったこと。室の高いライブをしっかりしていくことで得られる評価と、非正規雇用者であることの限界を知ったこと。まだはるか遠いけれど、支社長としての視点の持ち方、などなど。

 半年しかいなかったから、そんなに知ってる人に会ったりもしないだろうし、欠席の返事を出そうと思うんだけど。ただ、ここまでいろんな思いが去来する会社も、そんなにないかなぁ。この会社ではいい思い出が多いけれど、いい思い出ばっかりな気がするけれど、今の会社はどちらかというとつらい思い出のほうが多い気がするので。あっ、お客さんや今の同僚とはうまくやってますよ(笑)。
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2012年12月26日

Back to the 1974

 会社の冬休みは、カレンダー通りの29日からです。仕事納めが28日。

 ところが今年は28日に、さとが数年来の念願かなって吉井武道館に遠征。それに付随して帰省したらどうよ?ってことで、28〜30日まで千葉県内に滞在予定。正月を実家で過ごさないのは、いつもと違う年末年始を過ごした年はろくなことがないからです。

 で、31日に大掃除とかってのは慌ただしいので、わたしは28日のほかに27日も休暇をとって大掃除大会。そして26日には会社の大掃除をしていたのでした。

 すると出てきたのが、1974年の新聞。わたしの産まれる少し前ですよ。会社の同僚が見つけて、わたしに教えてくれたのでした。

 いや〜、読んでると興味深すぎです。1面の左上には、田中首相がどうたらこうたら。別のところではベア(ベースアップのことで、定期昇給とは別に給料が上がる)がどうたらこうたら。これを見なかったら、ベアなんて一生忘れた言葉になっていたかも知れません。さらには、月給が2万とか3万とか上がるって話も載ってた。でも、それを吸収する勢いで物価が上がっているので、首相には物価対策もお願いしたいという市民の声が。あとは10万円を5年間預けたら、15万くらいになるよって大手銀行などの広告が。今だったらどんな怪しい金融商品だよって思うけど、この頃はまとまった資産があれば、それの銀行利息だけで飯が食えたんでしょう。テレビ欄を見れば1時間番組はすべて00分からのスタートで、美しい時刻表のよう。NHK教育は14時30分から17時まで放送休止だし、民放は7時スタート。24時過ぎには砂嵐の世界へ。

 でもねぇ、今とちっとも変わらないところもあって、ある意味感心しましたね。

 non-noとan・anがある。宝くじがあたったら、会社を辞めてぶらぶらしたいと語っている人がいる。生活の不安を訴える人がいる。政府与党が憲法改正を目論んでいる。ピラミッドの中だったかに、最近の若いものはどうたらこうたらって内容の落書きがあるって話を思い出しました。
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2012年12月16日

国民審査

 江川紹子氏の「最高裁裁判官の国民審査をどうする?」という記事を、少し前に見ました。

 ざっくりとした内容は、国民審査のことをちゃんと理解しましょうということと、しかるべき裁判官には罷免の意を示しましょうということの2点かと思います。問題となるのは後者のほうで、ではどんな裁判官に罷免の意を示せばよいのか。

 なぜそのような判決が出たのかを説明しなければならないのと同様、どういう仕事をしてきたかを伝えて、審判に備える責務があるだろうと。それをしないで、国民に「よくわからない」と思わせることは、それだけで罷免の意を示されるに値するだろう、というのが、江川紹子的答えです。

 個人的には、仕事ぶりがよくわからないからといって、罷免に値するというのはあんまりかとも思うんです。ほら、わからないがゆえの差別って、あるじゃない? どれだけ中国の反日デモが沸き上がろうと、中国人の友人がいるかいないかで、中国人そのものへの受け止め方がかわるだろうと思われるのと同様に。

 そこで、有益な資料としてはおそらく唯一とも思える、「最高裁判所裁判官国民審査公報」というものを、朝にじっくりと読むことにしました。ふむふむ・・・。今年任官されたのに、審判の対象になる人もいれば、21年から今まで審判を受けなかった人もいるのか。まぁ、衆議院選挙のタイミングで行われるから、そこはしょうがないけど。でも、同じ短い任期の中で、紙面いっぱいに何かを伝えようとする人と、そこまでのものがないかのように見える人がいることはわかった。

 さらに読み込んでいくと、あることに気がつきました。例として、平成23年3月23日の大法廷判決について挙げておきます。

【裁判官A】
平成21年8月30日施行の総選挙当時において、衆議院議員選挙区画定審議会設置法3条の定める衆議院小選挙区選出議員の選挙区割りの基準のうち、同情2項のいわゆる一人別枠方式に係る部分は、憲法の投票価値の平等の要求に反する状態に至っていたが、憲法上要求される合理的期間内における是正がなされなかったとはいえない(多数意見)。


【裁判官B】
平成21年8月に行われた衆議院議員総選挙が違憲、無効であるとの訴えについて、当時の区画審設置法の定める基準(一人別枠方式)に従って区割りを定める公職選挙法による小選挙区間の投票価値の不均衡は、投票価値の不等の要求に反し、限界を超えた違憲状態にあるが、合理的期間内における是正がされていない段階には至っていないとした(多数意見)。


【裁判官C】
平成21年8月施行の衆議院小選挙区選出議員の選挙について、地方に議席を手厚く配分するいわゆる一人別枠方式はそれが導入された当時の合理性は失われており、選挙区間の投票価値の最大較差が2.3倍となっていたのは憲法の要求に反する状態に至っていたとし、合理的期間内に、できるだけ速やかに一人別枠方式を廃止し、投票価値の平等の要請にかなう立法的措置を講ずる必要性があるとした(多数意見)。



 ほかにも同じ裁判に関わった裁判官はいるのですが、とりあえず3氏。

 頻繁に出てくる「一人別枠方式」について、何も見ないで説明できる人がいるのでしょうか。そういう意味では、C裁判官の説明が一番わかりやすい気がします。そして、一番わかりにくいのが、A裁判官かな。「違憲」って個人的には常識の範囲内の語句だけど、それを「憲法の要求に反する状態」と書いたという意味でも、C裁判官は好感が持てる。

 ただ、これだけを理由に、「この裁判官の言うことはわかりにくいから不信任」と、江川紹子的に×をつけることは、個人的にはできないなぁ。裁判官の意見が割れて、どっちに賛同できるかとかいったことでもあれば、もっと判断はしやすいんだろうけど、今回例として挙げた衆議院選挙の件は、みんな賛成だったからねぇ。逆に反対しようものなら、それこそ×をつけるに値するんでしょう。それでも審査広報、読んでみるのもいいと思います。
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2012年10月26日

焦土戦術のような

 少し前に本社の査察がありました。

 査察の内容はそれこそ支社にまつわるすべてと言っていいのですが、わたしのような末端社員に関わる部分としましては、日頃やっているようなライブを担当本社スタッフが見ていくという感じです。もちろんそのライブに関しては、あとで本社スタッフからありがたいダメ出しを頂戴することになります。

 もっと若かった頃は、どうせならいいかっこしたいとか、ダメ出しされるのが怖いとか思っていたんです。ところが年を取るにつれて、彼らはダメ出しをするのが仕事なんだからと思うようになり、そういうのは怖くなくなりました。どうやってもダメ出しされるのは事実なので。さらには、ダメ出しというとなんだかな〜な感じなのですが、大所高所からの視点でライブの改善点を示してくれるというのが、ありがたく思えるようにもなって来ました。これが結構勉強になるんですよ。

 それを逆手に取ってやろうってわけじゃないけど、意図的に挑戦的なライブのテーマを掲げて演じたりしました。無難なものを見せてダメ出しされるよりも、実験的な試みを見せてダメ出しされる方が、前進できる度合いが大きいと思って。あとは、無難なものは、過去にほかの誰かが演じていて、それを本社スタッフが見ていたりするんです。最悪なパターンだと、「あぁ、またここでこのパターンか」って思われるようなものだったり。実は先日、そういうものを別のところでわたしは見たんですけどね。

 というわけでありがたいダメ出しや、具体的な改善点を示してもらえて、とっても勉強になったんです。さすが本社スタッフ。ところが、身内であるはずの、うちの支社スタッフのひとりからのダメ出しが何気に強烈というか意味不明というか。「いつもいいライブをしているけれど、わかりやすさを追求するあまり簡略化しすぎる」。「それが将来に禍根を残すこともある(という表現ではなかったけれど、そういう趣旨だった)」。「そういうことをされると、あとで修正するのにものすごく苦労する」。そんな感じだったかなぁ。まるで私の通ったあとは、破壊の限りが尽くされていて、再建に苦労するんだけどとでも言わんばかりに聞こえた。まぁ確かに、ある意味破壊的なステージを見せることはあると思うんだけど。

 自分のやっているものがそこまで人の心に鮮烈に残るだなんておこがましいことは思ってないし。すごすぎるライブを見たお客さんに普通のライブなんて見せられないよって言ってる人の言い訳にも聞こえて、なんだかな〜って感じだったんだけど。ただ、今思うと、わたしのあとにやれっていうのは、何かと苦労するんだろうなぁって思った記憶はある。例えるならば、前座がすごすぎると、本編がかすんじゃうって感じ。なかなか難しいよねぇ。
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2012年07月23日

顧客満足度調査

 顧客満足度調査の結果が出まして、個人向けにも文章が届きました。

 感想。全体のなかで見たわたしの評価としては悪くないんだけど、わたしの目指しているものには遠く及ばなかった。これまで出してきた数字に照らして、無謀に高いとも思わなかったし、むしろ無難なハードルの高さにしたつもりだったのに、跳べなかった・・・。

 3割3分打てたからいいじゃない。わかる人なら、そんな感じのことを言うかも知れません。でもねぇ、わたしは3割5分とか、3割8分、あわよくば4割打ちたかったんだよ。例えるならばそんな気分。現にこれまで、それくらい打ってきたんだし。そんなわけでこれまでのことを思うと、ものすごく物足りないんだけど、ではどうしたらいいのかが思いつかない・・・。

 上司はそういった、数値化できる指標のよさが、必ずしもその人の評価ではないという趣旨のことを言います。たぶん、うちの業界としては、その通りなんだと思います。でもわたしとしては、数値化できる指標のよさを追求したいし、それを追求することでしかこの業界で生きていけないんじゃないかという強迫観念というか危機感があります。なにより以前はできたはずのものができなくなってきたことへの焦りは、かなりでかいものがあります。
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2012年07月07日

「鬼に訊け」を観てきた

 ずいぶん前の予告通り、「鬼に訊け」を観てきました。

 最後の宮大工と言われた西岡常一のドキュメンタリーです。エンドロールによると、もとからあった2つだったかのドキュメンタリー映像を再編集したものらしいのですがね。どんな映画かは、名前に貼られたリンク先の、ウィキの記述を読んでいただければ西岡常一のことはおわかりいただけるんじゃないかと思いますが、まさにそんな内容の映画です。

 感想を2点。まずは法隆寺とか、薬師寺に、やっぱり行ってみたくなりました。中学校の修学旅行で法隆寺には行ったことがあるんだけど、記憶といえば遠足か何かで来ていた小学生の集団が、西洋人観光客とすれ違うたびにバカのひとつ覚えみたいにでかい声で「はろー」と叫んでいたことくらいしかない。そういうところへ修学旅行に行くところに対しても、当時は「古い寺なんか見て、何がおもしろいんだろう」と思っていたけれど、今思うとおもしろいとかおもしろくないとかいう狭い視点で、行く行かないを決めるようなものではなかったんだということはわかる。なんて言うんだろう。最近新聞のコラムで、「わかるかわからないかはともかくとして、中学生のうちに能を観ておくことは悪くない」(このへんの中学生は、わたしもそうだったけど、昔から能を観に行くという行事があるのです)みたいな趣旨のことが書いてあるのを見たけど、まさにそんな感じかな。

 もうひとつ。代々法隆寺の周辺に住み、法隆寺の修復など維持管理に携わる集団の一員の家に生まれた西岡常一は、宮大工としての英才教育を叩きこまれます。ところが、進学先として、農学校に行けと言われるんです。理由は、材料の木を見て欲しいのではなく、その木の根源にある山を、すなわち土を見て欲しいから。そうして学んだことを踏まえて、どこの斜面に、どの向きに生えているかを見て、その上で建築資材に使えと。

 どんな仕事であれ、仕事をするにあたって、その仕事に関することだけを知っていればいい。とは、わたしは思っていません。一見関係ないように見えることが、どこでどうしてつながっているかわからないし。氷山の一角じゃないけど、ある程度のものを見せるには、それを支える大きな見えない何かがないと不可能だと思うし。そういう感覚を最初に知ったのは、わたしの記憶ではユーミンからじゃなかったかと思うんだけど、西岡常一もそのひとりだと思いました。そして、超一流の人物について知っていくうちに、表現の差はいろいろあれど、実はみんな同じような趣旨のことを考えているんだと思ったことがあるんだけど、それを再認識させられました。

 ちなみに、映画を観ている限り、西岡常一は鬼には見えませんでした。まぁ、怖い顔したり、怒鳴り散らしたりすることだけが、人の恐ろしさではないってことで。正論を、明確な根拠を持って、ピシっと言っている人に、わたしの目には映りました。
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2012年06月26日

学習会に、行けたらいいなぁ

 以前立山砂防軌道のことを知って、今年の夏はその学習会に参加しようと心に決めていました。正直なところ、夏でもないと会社も休みにくいしねぇ。

 で、今年度の申し込みが始まるのを、首を長くして待ち構えていたのです。ところがさときん帳の長期休載からも予想できたかも知れませんが、最近何かと忙しくてそのことがすっぽりと抜け落ちていたのでした。そしたら、すでに8月の学習会の申込が始まっていたという。

 8月1日の学習会への参加申込み締め切りを直前に控えたきょう、とりあえずわたしひとりで行こうと思って申し込みをかけました。当たるのがいいのか、それともいろんな人とワイワイ言いながら(と言っても一度に申し込めるのは最大4人ですけど)行くのがいいのか。そして、そもそも当選したところで、当日は決行されるのか!? 場所が場所だけに悪天候の際は中止となるらしく、昨年度の実施率は55%、ウィキの記述によると2006年でも69%と、当選した後も困難が予想されます。まぁ、当日の晴れ運はかなり自信あるけどね。くじ運には自信がないけど。

 ちなみに学習会の内容は、立山カルデラ砂防博物館のホームページによると次のようなものです。
博物館を見学した後、立山カルデラを実際に訪れ、自然・歴史と砂防を自分の目で確かめます。いずれのコースもボランティア解説員が案内します。


 さらっと流されてますが、コースによっては立山カルデラを実際に訪れる際に、国土交通省立山砂防工事専用軌道という、乗りたくても乗れないような鉄道に乗れます。個人的にはそういう鉄的な興味だけでなく、単純になかなか行けない場所に行けるとか、知らないことを知れるといった部分にも惹かれるんですが。

 当たるといいなぁ。当選している場合、結果は10日以内に通知されるそうです。また、1年に1回しか参加できませんが、何度でも申し込みだけはできます(当選すると、ほかの申し込みは自動的に無効となる)。ところが、複数回申し込んで当選した日が不幸にして悪天候で中止になった場合、ほかの申し込みが復活します。そんなわけで8月8日、22日、29日までもまとめて申し込みかけちゃおうか、ちょっと迷っているところなのでした。
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2012年06月11日

レディー・ガガを用いた演出効果について

 ライブ(※このブログ独自の隠語)に効果的な演出を添えて、おもしろくしようと思い、レディー・ガガをネタに使おうと考えました。

 先日、ワイセツだとか言われちゃって、女性は夫以外の男性の前では肌を露出しないという、イスラームの教えが息づくインドネシアでの公演も中止になっちゃったし。ちょうど朝日新聞のホームページで、そのニュースとともに、いい感じのワイセツさというか、ビキニのような衣装でステージに立つ写真を見つけたので、「これだ!」と思ったわけですよ。ビキニの写真みたいなもので、いつぞやの肉のドレスとかに比べたら、まだまともな範疇だろう。

 ところが、正直ちょっと迷いはありました。わたしのライブはわりと過激というか、強烈な方だと思うのですが、それにしてもこの写真はやり過ぎじゃないかと。結局、関係各位のありがた〜い助言に従い、お蔵入りになっちゃったわけなのですが、以前はもっといろいろと過激なことをやってきたからねぇ。大昔に読んだ、「好色一代男」の話とか(爆)。

 家に帰ってから、さととこの話で盛り上がりました。ほどよい(?)エロさを放つレディー・ガガの写真を使わずに、どうやってわたしが意図した演出効果を出すことができるかと。さと曰く、ブルマーの話がいんじゃないか。いや、ブルマーなんてわからないだろう。下手にネタにするほど、ブルマフェチだと思われたりして。じゃぁ、体育の授業で男女一緒にプールに入らないじゃない? その話はどうよって言われたんだけど、それもネタにすればするほどドツボにはまっていく気がして。

 結局のところ、どうもレディー・ガガの写真がエロいかどうかと言うよりも、それを演出効果に使おうとしているわたしがエロいんだということを、はからずも露呈する結果になった気がします。
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2012年05月11日

国家の要件

 学校で使われている地図帳を見る機会がありました。

 地図帳って、おもしろいよね。ぼけ〜っと見ているだけで飽きないんだけど。もちろん統計データを見るのもおもしろい。フィリピンっていつの間に人口が9千万人にもなったのか(わたしの記憶だと5〜6千万人程度)とか、興味深い発見がいろいろ。

 世界の国も、東ティモールとか南スーダンが加わって、全部で196か国あるんだと。192とかって数字の記憶があるけど、きっとそればずいぶん昔の話なんだろう。

 ちなみに国となる要件を満たすには、領土、国民があって、政府が存在することが必要らしい。では台湾(中華民国)は? 日本が承認していないので、日本では国として認められないということになる。そのためか、中華民国の統計資料ってのは、地図帳に載っていないんだな。

 ではなぜ朝鮮民主主義人民共和国は、統計資料のところに載っているんだろうという疑問が出てきました。国となる要件のうち3つは満たしているけれど、いわゆる北朝鮮は日本政府が認めていないわけで、そういう意味では台湾の扱いと同じになるはず。承認している国が、中華民国より多いから? 中華民国と違って、国際連合に加盟しているから? まとめにならなくなってしまったけど、結局よくわかりません。
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2012年05月10日

職務上の上下関係について

 ふいに、仕事を振られました。

 仕事そのものについては、それの担当者なので当然といった感じで遂行しました。仕事を振ってきた人は、わたしと同じくそれの担当者なのですが、全体の取りまとめ役でもあります。整理すると、チームリーダー(振った人)が、同じチームのメンバー(わたし)に、「これやっといて〜」と言ったというところです。

 仕事をしていたらしばらくして、別の人が近寄って来ました。手伝ってくれると言うのです。記憶が定かではありませんでしたが、その人ともどうも同じチームらしい(笑)。ひとりでするところをふたりでするわけですから、作業スピードも倍増。いい感じです。

 ところが、手伝ってくれている人が、こういうことを言うわけだ。「他人に仕事を振っておいて、振った本人はどこにいるか何をしてるかわからないってどういうこと?」って。

 個人的には全体をまとめながら知恵を出すチームリーダーと、それを遂行するメンバーがいていいと思うので、必ずしもここにいる必要はないと思うのだが。次にこういうことがあったら、「一緒にいてください」とか言うんだよって言われたけど、この歳になって単純作業ごときでチームリーダーがいないと嫌だなんてかわいげは出せないなぁ。それより、そんなことで裏でとやかく言われてしまうおばさん同士の世界って、なんだか怖いな〜と思ったのでした。
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2012年05月07日

到達証明書

 ふとしたきっかけで、到達証明書について調べてみました。

 東西南北、それぞれの端付近で発行している場合が多いみたいですね。日本の東西南北もあれば、沖縄を除く本土の東西南北(南端と西端が変わる)、本州の東西南北ってのもありました。あとは利尻島とか礼文島とかも。

 日本三景、国宝四城(松本、犬山、彦根、姫路)、北陸(福井県を除く3県)の道の駅は制覇しました。道の駅はその後追加されたので、現在の段階における制覇ではないけれど。現存12天守制覇は四国の4城を残すだけだし、47都道府県制覇も視界に入りつつ長らく足踏み状態のわたし。次の目標は、到達証明書の収集か!?

 あんまり端っこに立った記憶はないけれど、禄剛崎には何度か行ったなぁ。ここでは証明書は手に入らないはず・・・と思ったら、なんと郵便局で手に入るのかっ!! 犬吠埼にも行ったことがあるけど、証明書なんてあったかなぁ(これまた調べたところ、あるみたいです)。灯台に登ったのかの記憶すら怪しい。あとは日御碕と経ヶ岬にも行ったことがあるけど、基本的に端っこってのは寂れているだけのものなんだと思っていました。意外といろんなところで、いろんなことをやっているものなんですね。

 というわけで(何が、「というわけで」なのかわからんが)、別の端っこの到達証明写真を見つけたので載せておきます。日本国道最高地点、渋峠です。きのうの話じゃないけれど、今のところ最後にゴールデンウィークに旅行した際の一コマでした。そしてここでも、近くのホテルで到達証明書を売っているらしい・・・。
2012050701.JPG
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2012年04月11日

充実の日々

 今年度から、務める会社は変わっていないのですが、仕事内容が若干変わりました。

 正確には、昨年度を除いて、ほぼ一貫してやってきた仕事に戻りました。

 一部の会社の同僚とはそういう話をしたことがあるんだけど、正直昨年度は精神的にかなりきつかった。世間一般に語られるような大変さとはちょっと違うし、そういう大変さに対する耐性は十分にある。一時期、そういうのを専門業務とする事業所にいたこともあったし、そもそもわたしの業界歴は特殊専門事業部会社からのスタートだった。

 何がつらかったかというと、チームでやっているはずの仕事において、ほぼ丸投げ状態にされること。誰に聞いてもわからない。誰が助けてくれるわけでもない。でも、隣の人は、「みんなでやっていかなきゃ」みたいなことを言う。ちなみにその「みんな」には、わたしは含まれない。

 うちの事業所をよくしていくために何ができるのか。誰だって考えるはずのことに、わたしは含まれない。顧客満足度調査も関係ないから、いい仕事をしようが評価されないし、適当に仕事をしても問題点が見つかるわけでもない。離れたところから顧客管理もしなきゃといっても、どんな顧客がいるのかすらわからなくなっていく。一時期は、閑職に追いやられたと思った。

 それを振りきって、今年度は一般業務でスタートしているわけだけど、これが実に充実している。会社のために、チームのために、何かをやっているという実感が持てるからね。昨年度は、そんなことほとんどなかったし。わたしのなかでは、復活の1年と位置づけているんだけど、いいスタートを切れた気がします。
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2012年04月06日

何かが変わる新年度

 会社の歓迎会がありました。

 わたしもこの会社というか事業所で、4年目の春を迎えました。以前は毎年違う事業所を転々とし、毎年歓迎される立場にいたことを思うとふしぎな感じがします。

 実は昨年度と同じ仕事をすることを水面下で打診されていたのですが、以前書いたとおり断りました。イヤで断りたかったのは事実だし、こういう仕事をしていると、すでになんだかおかしくなっていたのをもとに戻してきているのに、ますます自分がおかしくなりそうだ。まぁ、一度断っても、それでも頼むと言われたら、それでも断るのは大人げないし最後は引き受けるつもりだったのですが、結局回避に成功したわけですよ。

 この件については支社長から説教めいたくだらないことも言われたわけだけど、それは不愉快だからまぁいい。さとの嫌いな支社長(爆)も業界を去って、別の支社長が赴任してきたしね。いい意味でこれまでとは違う空気感を持っていると思っていたことと、新しく来た人とは酒の一杯でも注いで親睦を深めるものだと思い、ビール瓶片手に行ってきました。

 「まぁ、てつりんもぼちぼちやらないとねぇ」。そんなような趣旨のことを言われました。

 おおっ、個人的にはわがまま言っただけに、その見返りとしてぼちぼちどころか完全復活の上で豪腕を振るおうと思っていたのですが。ぼちぼちやってるような歳ではないと思うのですが。ぼちぼちやってるんじゃねぇぞって言われても、その通りですと恐縮するしかないと思うのですが。それだけで肩の荷が下りるとともに、この人のためにもっと驚くような成果を出してやろうって気になりますな。

 会社の空気感も、新しく来たスタッフの力も大きいんだろうと思いますが、何か明るくなった感じ。何かが変わる、動き出す感じがする新年度のスタートです。
posted by てつりん at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事っぽい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする