着手前の参考写真です(ただし写真の実際は、2011年夏頃)。写真奥が特に大変なドクダミゾーンです。

まずは草をむしった上で、再利用できそうなバラストを回収し、土のう袋に入れて一時退避させます。続いて、下に敷いてあった防草シートをはがします。といってもシートはすでに15年超えモノになっており、防草シートを突き破って、その下には見事な雑草の根が伸びていました。そして、バラストの下の土も一部薄く削り取ります。自宅の完成時は、こういう感じでした。

そして同時進行で、ドクダミの根を丹念に取り除きます。大量に取れました。時代が時代なら、これを食べていたんじゃなかろうかと思うくらい、食べられそうなものに見えました。味は知らないとはいえ、あんまり食べたいとは思わないけどね。と思ってウィキで調べたところ、根にはデンプンがあるそうで、日本でも食糧難の時代に食べていたという記載がありました。食糧難の時代って、戦中だと思うけど、まさか江戸時代の飢饉の頃とか・・・?

ここまでの作業の多くをさとがほぼひとりでがんばったのち、1日午後から休暇をとって(といってもそもそも在宅勤務なのですがね)GW入りしたわたしも参戦。事前にカインズのホームページを見つけたので、よく見て研究し、戦略を練ります。どうやって防草シートを敷くのかといった、とっても基本的なところとか。今思うと、最初の写真において隅の方ばかりに草が生えていたのは、防草シートによる隅の方の処理が雑だったからなんだろうな。それが中央部への侵食を許し、ジャングルになっていったと。
そこで、カインズのホームページにあった動画を見て、必要な物資を調達し、丹念に防草シートを敷きました。その前に除草剤を撒くなど、下処理もがんばりました。お買い物はカインズが半径150km圏内にあるかどうかレベルでお店がないので、近所にあるスーパーセンタームサシなんですけどね(笑)。結構お店は混みあっていました。暇を持て余し気味のGW、同じようなことを考えている人は多いんだと思います。

以前使ったバラストは、先日別件でムサシに行った際に、今もなお同じものが売られていることを確認済み。風化したり、劣化が激しくて使えないため廃土に混じったりして、目減りした分を買いに行きます。とりあえず10kg×20袋。200kgの重量が、ヴォクシーにのしかかります。といっても、3列目にデブ2人分と思えば、まぁたぶん通常の使用の範囲内。

いい感じでリアの車高が落ちた気がします(笑)。この時だけですがね。

あとは施工済みの防草シートの上に、買ってきたバラストを追加で撒いていくだけ。ただし結局足りずに、さらに5袋追加購入しました。

そして完成。今回の作業の材料費は2万くらいだったかな。従来の材料も適切に再利用した上でのなかなかいい仕上がりで、一同満足しております。これで今後15年は安泰でしょうか(笑)。シートの耐用期限は6〜8年と書いてあった気がしますがね。運動不足の身にも、いい運動になりました。
